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【活動報告記事】2023年10月5日

本日も新規入会の方、体験入会の方を1名ずつお迎えして二つの事業テーマについて議論しました。


一つ目はシステム関係、二つ目は食品関係と分野・業界は大きく異なりましたが、双方「特許の活用法」の議論に行き着きかなり白熱したものになりました。


当会ではファシリテーター役をこなす機会も多いですが今回ほど想定した議論とは異なる展開となったことはありません。 これは良い意味で参加された皆さんの刺激や学びにもなったはずです。


というのは、普段の議論では開発した技術や差別化できそうな内容を特許等の知財に“どのように昇華できるか”がテーマとなることが多いのですが、
今回も同様のスタートラインから議論を始めたところ、
徐々に「事業オーナーのやりたいこと」にテーマが移行していき、“特許でライセンス料を獲得したい”、や“既存の特許に新しい視点で光を当てたい”という両事業オーナーの本音が吐露されることになりました。

このように、両事業オーナーがビジネスツールとして特許等の知財に真剣に向き合っているからこそ、 今回のセッションは、単に出願して終わり、権利化して額縁に入れる、といった表層的な知財活動から一歩も二歩も抜け出す契機になったのではと考えます。


今後どのような「特許の活用」がなされるか、意思決定のバトンは両事業オーナーに託されましたが、当会では今後も継続的に“壁打ちの壁”になり、両事業が大きな成功を収めるまで当事者意識を持って支援したいと考えております。



このような“壁打ち”をご希望の事業オーナーの皆さんからのご相談をお待ちしております。

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