今回は体験入会の方からのご相談で「地図×旅行」に関する事業について議論しました。
一見、当たり前のように見える両者の関係ですが、特許から掘り下げていくと事業オーナーの方が有する技術内容と組み合わせた旅行管理システムはほぼ出願されていないことが分かりました。
このように、技術的なユニーク性が確認されたことで、本件事業についてユーザから見た魅力とは何かを徹底的に磨き上げることで参入障壁を築きつつ新事業として立ち上げていく方向性が見えてきました。
今回はどちらかというと技術オリエンテッドな事業案でしたが、こうした事業が成功するには言うまでもなくユーザに訴求する技術以外の魅力を兼ね備えておく必要があります。
事業構想段階で特許分析を加えて技術的な土台を確認する意義は大きく、特に技術者主導の事業においては初期段階でのIPランドスケープが役に立つことを再確認することができました。
当会ではこのような技術オリエンテッドな新規事業についてはIPランドスケープをその場で実施するLIVE特許調査も駆使して事業オーナーの皆さんの羅針盤としてサポートいたします。
新たなご相談をお待ちしております。