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【活動報告記事】2026年7月25日

前半は生成AIを活用した特許実務支援の実演、後半は会員による新規事業の知財相談を行いました。

前半:生成AIを活用した特許実務の実演
最新の特許業務支援ツールを用い、会員が過去に出願した防犯・セキュリティ分野の発明を題材にデモを実施しました。発明の内容を入力すると、先行技術文献の抽出、共通点・相違点の整理、請求項の補正案の生成、進歩性を主張するポイントの提示までが短時間で行われ、さらに画像生成AIにより明細書にほぼそのまま利用できる水準のフロー図や実施例図面が得られることを確認しました。
参加者からは、実際の社会課題に即した応用シーンや新たな実現手段のアイデアが次々と提示され、活発なブレインストーミングとなりました。先行技術を参照しながらリアルタイムで発想を広げられる点にツールの価値があり、定型的・単調な作業はAIに任せ、課題の発見とアイデアの創出こそが人間の役割である、という認識を参加者間で共有しました。

後半:ものづくり系新規事業の知財相談
後半は、輸送機器向けの高機能金属部品の開発・製品化を目指す会員から、事業概要の紹介と知財戦略に関する相談がありました。試作段階で明らかになった技術課題を踏まえ、材料・製造・品質管理といった複数の観点から改良と権利化をどう並行して進めるかが論点となりました。
参加者からは、(1)公的支援制度の活用を見据えた出願スケジュールの考え方(準備に要する期間の目安)、(2)製造プロセスから評価・検査方法までを組み合わせた特許ポートフォリオの構想、(3)開発協力者との間で権利の帰属やライセンスに関する取り決めを早期に文書化しておくことの重要性、(4)特許出願と学術論文とでは求められる立証の水準が異なり、出願の可否と製品としての完成度は切り分けて判断すべきこと、などの助言がなされました。あわせて、公的支援制度の選択肢や事業形態についても情報交換を行いました。
技術分野の異なる会員同士が互いの知見を持ち寄ることで、実務に直結する学びの多い回となりました。
次回以降も各案件の進捗を共有しながら、会員相互の研鑽を続けてまいります。

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