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【活動報告記事】2021年12月18日

本日も会員の方の2件の新事業の特許分析で盛り上がりました!

一つは既にコモディティ化が進んでいると思われる器具の分野で、自社特許も出願しつつ、「念のため」の俯瞰分析をしたところ、第三者の「実用新案登録」に「技術評価の請求」がなされていたものを発見し、今後のモニタリングに生かしていただくことになりました。
幸い、評価書の内容は進歩性を否定する内容でしたが、他人が技術評価書を請求しているところ、両者ともにモニターを継続するのが良いですね、というお話となりました。

もう一つは、これからプロダクトの仕様を決定する段階でのご相談でしたが、ハードウェア部分に関してはかなり以前の特許が見つかり、こちらは権利期間が満了していましたが、どちらかというとソフトウェアや他のハードウェアとの関連や、モノをどう使ってもらうか?という
“コト”消費のプロデュースにも着目するのが差別化できて良いね、という結論になりました。

NBIL-5では、このように“まだ柔らかい”内容であっても、積極的に取り上げて特許の観点から事業の成長戦略のインプットとなる議論を繰り返し行っております。
むしろ、まだ柔らかい段階だからこそ、エンドユーザ目線も含めて、様々な議論が役に立つ、ということを実感しています。

ご興味のある事業オーナーの皆さんのご参加・ご入会をお待ちしております!

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