【活動報告記事】2023年11月2日
当事者のお二人は、日本では今や貴重な存在となってきているプリント基板の実装技術に強みのある企業に所属されており、新たに開発されたIoTセンサーデバイスの特長についてご説明をいただいたところ、いつものように多面的な視点から質問やコメントがなされて議論が盛り上がりました。
デバイスの実装とアプリケーション開発は一つの企業内でも部署が分かれていたりして意外と連携が難しいものですが、モノづくり系に強みを有する方に着想の豊かさに強みを有する方が加わって議論することで、バリューチェーン／サプライチェーンが繋がり、事業全体のデザインが見えてきます。
最後に「LIVE特許調査」で先行技術を俯瞰してみたところ、個々の要素技術としては他社の特許出願が散見された一方で、本件デバイスの特長を生かしたアプリケーションまでカバーする特許出願は見当たらず、本件プロジェクトで深堀をすべきアプリケーションの方向性を見出すことができました。
当会ではこのようなモノづくり系のコア技術をお持ちの事業オーナーの皆様からの相談も継続的にお受けしていくことで、日本企業の強みを生かした新市場の開発に繋げていきたいと考えております。皆様からの新たなご相談をお待ちしております！
