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【活動報告記事】2024年3月7日

本日は新規入会された会員の方からの国際的な新事業のご相談をお受けしました。

今回はIT系ではない素材系のご相談であり、“ザ・製造業”たる日本の強みを生かして如何に国際的な事業を展開するか、というまさにやりがいのあるテーマでした。
さらに、展開国の環境上特許がほぼ使えない状況が想定されましたので、それ以外の知財を如何に組み合わせてマネされずに新市場を成長させて事業をスケールさせていくか、というスタンスで議論が進みました。

また、特許のように20年で終わりではなく、如何に100年続く事業としてフォーマットを創り、ブランドとして定着させていくか、というところまで展開していきました。

通常のコンサルであれば専門外の領域では思わず遠慮してしまうこともあると思いますが、そこは当会の素晴らしいところで、ご自身の所属企業の事業を離れつつも、経験・知見として使えるものを総動員して多方面からのアドバイスが飛びました。

知財アナリストとして、自社の特許や技術の知見だけではなく、汎用的に使える規範の紹介に加えて、“自分事”として捉え直した質問や確認を進めていくうちに、国際標準化戦略まで含めて相談者の方もある程度腹落ちする方向性が見えてきました。

ひょっとしたら大企業においても本業から離れた新規事業開発で活躍するのは弁理士よりも知財アナリストなのでは、といった想像も膨らむ大変印象深いセッションでした。


このように、当会ではあらゆる分野・市場にかかる事業のご相談をお受けすべく準備を整えておりますので、お気軽にお問い合わせをお願いします。

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