【活動報告記事】2023年7月15日
一見すると関係なさそうな組み合わせですが、事業オーナーの方のユニークなポジショニングが理解されると様々なアイディアが提案され、いつにも増して盛り上がりました。いつものように事業アイディアを議論している間にその場で特許検索がなされ、その内容を確認しながら本件事業のポジショニングを探る、という流れで非常に効率的に議論が進められました。
さらに、将来的なルールメイキングや認証事業の提案もなされ、参加者それぞれにとっても気づきの多いセッションでした。印象的だったのは、本件事業のシステム化・プラットフォーム化の構想の中にも人が欠くべからざる役割を担うことが確認できたことでした。AIやIoTが進歩して自動化の恩恵を享受するのは人であり、その点を外さずに事業化していくことで、すべての参加者がそれぞれ恩恵を被り、サステナブルでレジリエントな有望事業として育てていくことができそうです。
当会のオフ会は新事業テーマを抱える「事業オーナー」からのインプットに対して「知財アナリスト」や「専門家サポーター」がアドバイスをする枠組みでスタートし、現在もその大枠は変わっていませんが、最近のオフ会を振り返ってみると立場の違いを超越して皆が自分事として議論する雰囲気が醸成され、他に類を見ないユニークなコミュニティに育ってきているのを感じます。
このような場に参加してみたいと思われた方はお気軽にお声がけをお願いします!