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【活動報告記事】2026年6月3日

今回は、会員によるプロジェクト進捗の報告と、「自治体における生成AI活用」をテーマとした話題提供・討議の二部構成となりました。

プロジェクト進捗報告
ある会員より、コンテンツ関連事業に関する進捗が報告されました。クリエイティブ分野の事業者との共同プロジェクトが正式に発足し、経験豊富なエンジニアも加わってプロトタイプの開発に着手すること、また対象分野(音声・映像・音楽等)を絞り込み、月内を目標に最初のライセンス候補を選定する段取りであることが共有されました。事業規模が大きくなることを見据え、将来的な資金調達の可能性にも言及がありました。

あわせて、著作権関連団体が新設した「AIと著作権」に関する検討部会に参加した報告がありました。出版・ゲーム・ITなど各業界の知財担当者が一堂に会し、侵害対策という共通課題を前に率直な情報交換が行われたとのことで、権利者の利益が適切に守られる制度運用を求める業界の動きとあわせて、本事業の構想を提案していく場としても有望であるとの手応えが共有されました。

話題提供:自治体における生成AI活用
別の会員より、自治体での生成AI導入が急速に進んでいる状況が紹介されました。無償提供を入口とするスタートアップのサービスが多数の自治体に広がる一方、大規模自治体では専用AIを構築する動きがあること、職員数の減少を背景に業務のデジタル化が不可避となっていること、大手事業者が個別ソリューションではなく業務間連携のプラットフォーム提供で差別化を図っていることなどが報告されました。政府機関が内製AIをオープンソース化し国産の言語モデル活用を進める動きや、所管省庁による自治体向けガイドラインも紹介されました。

討議では、機密性が求められる処理はローカル環境、幅広い知識が必要な処理はクラウドという使い分けが現実的であること、既存のチャットボットは汎用AIの水準に及ばず利用者体験の面で逆転現象が起きつつあること、海外製・国産の言語モデルの性能動向や利用者側のAIリテラシーの課題などについて、率直な意見交換を行いました。
引き続き会員相互の知見交換を続けてまいります。

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