【活動報告記事】2025年1月9日
本件はかなり複雑な背景事情や複数のステークホルダーの関係性が事業の成否に大きく影響するテーマでしたが、これまで同様、出席メンバーから多面的な質問やコメントが集まり、事業オーナーの方との対話を繰り返すことにより最終的には見事に“調理”されたおいしそうな「事業計画の料理」にたどり着くことができました。
そして、出席メンバーが皆納得した教訓の一つは、“灯台下暗し”というある意味当たり前の落とし穴でした。誰しも自身の専門分野や市場で長く仕事をしていると、つい“当たり前”の前提や背景などが見えなくなり、これを見失うと事業計画のブラッシュアップの際にとても重要なインプットを失うことに繋がります。
そこで、「事業オーナー」と「知財アナリスト」や「サポーター」を含むバックグラウンドの異なる専門家同士がオフ会で議論することでお互いの”気づき”に繋がるのです。これは、「事業オーナー」だけではなく「知財アナリスト」にとっても同じことが当てはまるのだと思います。
今回の議論はとても噛み応えのある時間でしたが、このように「事業オーナー」、「知財アナリスト」、「サポーター」すべての参加者にとって一番重要な教訓の一つに触れることができ、まさに新年最初の議論にふさわしいとてもエキサイティングで示唆深い時間ともなりました。
この調子で今後も「事業オーナーの本気」に本気で寄り添う活動を続けていきたいと思います。
当会ではこのような熱い気持ちを有する「事業オーナー」の皆さんからの新たなご相談をお待ちしております。また、このような本気の議論に参加してみたいと思われた「知財アナリスト」や「サポーター」の皆さんの新規入会を会員一同お待ちしております。
