【活動報告記事】2024年8月1日
NBIL-5
今回は新たに入会された事業オーナーの方からの相談内容について議論しました。
どちらかというとまだ柔らかい状態の事業計画でしたが試作品が出来上がっており、かなり具体的なところまで特定できたのでそこから素直に議論を始めつつ、その事業と事業オーナーとの関係性について紐解いていきました。
いつものように様々な切り口で質問やコメントが飛び交い、議論を継続していくうちに、事業オーナーがなぜその事業を進めたいと感じたのか、事業オーナーの強みは何か、周囲のステークホルダーも含めて考えたときに事業オーナーが確保すべきポジションは何処か、どのようなパートナーとコラボレーションできそうか、といった成長戦略そのものの深みのある議論に落ちていきました。
並行して、今回もLIVE特許調査によりその場で先行技術の探索がなされるとともに、意匠権についても事業オーナーのプロダクトと重なりのある文献が示されるのに留まらず、これらの先行技術を踏まえて本件事業の付加価値の源泉・差別化の特徴として追加できそうな複数の提案がなされました。
結論として試作品を作られたプロダクトの要素はそのまま生かしつつ、偶然にも当会の会員で別の事業オーナーが進めている事業とのシナジーがありそうだ、ということで会員同士のコラボレーションによる付加価値創造の取組を進めることになりました。
当会ではこのように複数の事業オーナーからの相談を並行して進めていることから、その場で会員同士のコラボレーションに繋がる事例も増えてきており、このコミュニティの新たな価値提供の可能性が拡大していることを改めて確認できたセッションでした。
当会では今回のように事業計画のブラッシュアップから相談できる体制が整っておりますので、お気軽にご相談をいただければと思います。